猿の惑星 創世記:ジェネシス

★★★☆☆

巧くできてますねぇ！

旧シリーズ(オリジナル)も大好き！衝撃のオリジナル1作目に続き2作目から早くもグダグダだったんだけれども あれよあれよと5作目まで作った旧シリーズ、こじつけ展開満載ではあったが 意外と（世界観の中では）スジが通っていた。
意味ワカンないリメイク版はナシの方向で・・・(笑
旧シリーズの構成は時間軸入れ替えで後からビギニング的なストーリーが展開していたので こじつけになるのは仕方が無い、で、今作[創世記：ジェネシス]である。

ある意味周知の傑作ありきではある、が、 旧シリーズのソレとは発端を変えている。
ジュラシックパーク以降の“一見ありそうなバイオ嘘、似非リアル”パターン。
ソレはそれ、まんま現代なので余計な嘘が無いだけにソレっぽい。

この終わり方では 当然シリーズ化すると思うのだけれども、どう展開していくのだろうか？
旧シリーズを知っているが故の“ネーミング”の妙だったり、今後の展開への期待感だったり、あの！猿の惑星の既視感が巧く働いていると思う。
が、旧シリーズを知らないと この作品だけでは只の凡作に見えてしまわないだろうか？

それでも演出はスゴイ巧いと思う。
クライマックス前にシーザーがＸＸＸる（←言えないよなぁ、やっぱり）シーンでは身震いがした、これは旧作を知らない人も同じように感じる筈だ。

★３つはキビシいかもしれないが オリジナルへの思い入れが無くて単品評価だとココまでかなぁ・・・