2010/07/19

第9地区

★★★☆☆

一風変わったSF映画・・・くらいの認識しかなかった状態での観賞。
最初、主人公のヘタレ振りをみて、何だ?この演技????
と思ったんだが、正しく演技だった!
主人公は基本的にヘタレなのだよ、そう思うと導入部の明ら様なヘタレ演技は必然だと判る。

エイリアンの造形には 技術的にはスゴイ事やってるんだろうが 驚きは無い・・・・(笑

舞台設定や描写び社会風刺的なモノが盛り込まれているのは重々承知なのだが、SFなのかアクションなのかミステリーなのか社会風刺なのか?はたまたウェスタンなのか?感動モノなのか?????

いやはや、こぉやって書いてみると色んなものが盛り込まれているのが分かる!
が、どれか一つ・・・とまでは言わないが、もう少し絞っても良かったのでは?
更に、これだけの引用・・・と言うか、テーマと言うか、描写等は気付かれる・・・って事はドコかで観たシーンだったり展開だったりもする訳だ。
遺伝子組み込み式の銃器ガジェットはアイディアも造形もイケてると思うんだが、だったら何でン十年もソコで諂(へつら)ってたの?ってぇジレンマが・・・・、うん、ソコは言っちゃイケないのかも・・・(笑
そもそもハイテク銃器が無くてもあのエビ達の身体能力は優に人間を超えていたのでは・・・・(汗;

オチの付け方なんかもちょっとセンチメンタリックだったり、決まりの異星人間での友情?なんかもあったり(違うか?)
色んなモノの継ぎ接ぎ状態に見えてくる。

結構な物量なり技術也が注ぎ込まれてるのはわかるんだが、トータルバランスが微妙に悪い感じ・・・
物凄くヨク出来た自主映画・・・って感じかな?

★は3つ、うぴー的には高得点。
ちょっと変わってる・・・ってトコにハマれるかどうかが評価の分かれ目。

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