★★★☆☆
都合何度目の鑑賞だろう?
1号について塾の先生?に言われたそうな、
「戦争についてもう少し真剣に考えるようになると・・・」とかナントカ・・・
詳しい事はワカランが「兎に角“映画”でも観せてやってくれ」と言う事らしい(何で?塾の先生が????お叱りを受けたわけではなさそうであるが・・・?)
つったってポンはまだ3年生である・・・・早いとも思わないが早々カンタンに《戦争について》ったってどうだろう???
【“映画”でも観せて】って事なのでやっぱり《火垂るの墓》であろう・・・
もうダメです、のっけから涙腺が緩んじゃって・・・・・・
セツコが何か言う度に・・・・・
やっぱねぇ、子持ちですし、ソレ以前にうぴーには妹も居ますしぃ・・・
当のポンと言えば
「難しい・・・・」とポツリ・・・
やはりそうであろう、モチロンうぴーは戦争体験者ではない、が、うぴーが子供の頃の大人は大概戦争体験者である、そんな周りの大人からの影響ってぇのもあろう、今のポン達は周りの大人も「戦争を知らない子供たちぃさぁ~♪」である、身に詰まされてはいない未体験な事象を「説明せよ」と言われてもオレもちゃんとは説明できない・・・・・
それにしても“怖い映画”だ・・・・・
コレが事実(そんな事は普通だったと言う)だと言う事が怖い。
《親が死ぬ》という事をまだ幼い子供が知ると言う事・・・・・・
日本の戦争モノでは遺児が虐げられる描写が多い、多いと言う事はそんな風であったと言う事ではないか?
例え親戚であろうと、だんだん差別や軽蔑が始る・・・・一見「何てイジの悪いババァだ!」と思うが、実はそんな大人の方でさえ余裕が無かったのではないだろうか?
敗戦が、飢餓が、貧困が、人々の心を蝕んでいく・・・・・
すっかり大人なつもりのうぴー、
「オレ等は絶対あんな酷い事はしないよあなぁ」なんて思っていても実際同じ環境にブチ込まれたらどうなんだろう・・・・?
結局は「よくワカラナかった」ポンではある、先日(大分前だが)の「はだしのゲン」でも“裸踊り”が一番印象に残っていたポンである・・・
でも、この作品はもう少し大きくなってから再見して欲しい、ポンにも妹が居る、もう少し大人になったら「戦争を知らない子供」でも感じられるものが出てくるかもしれない・・・・・
何回も観ていて一番印象に残っているのは《ラストシーン》である、(霊魂なのかなぁ?)清太と節子が現代の高層ビル街を丘の上から見下ろしているシーンである、この風景を見て二人は何を思っているのだろうか・・・・・
ズシリと来る作品である、その日一日何故か重い気持ちだった。
★換算は3つだが、うぴーの批評なんぞ意に介せず皆に観て欲しい作品である。
そぉ言えば・・・・
まだ4歳のチンもこの作品に見入っていた、興味の無い作品を上映中だと集中力が持たず遊んでしまうチンだが、戦闘シーン(直接的なものは少ないが)にも騒ぐ事無く見入っていた。
結局家族4人で最後まで観ていたが、その間リビングはシーンとしていた・・・
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