やっと観てきました!
(まだ(正式)公開1週目だけど、遅すぎるよねん・・・・)
SWですよ!EPIIIですよ!タダでさえ長文駄文のオレがSWを語りだしたらどんな事になってしまうか!!!!!!
でも、書かずにはいられないでしょう!やっぱ・・・
なるべく意図的に簡素に書いてみましょう・・・・・出来るかな?
ヨカッタですよ、えぇ、
ヨカッタ、あぁ、ヨカッタ・・・・・・・ふぅ・・・
危惧していたほどの暴走?も無く、よくまぁ、まとめたな・・・と・・・
画的な事はこの際イイにしましょう、多分ジョージは現時点(製作時点)で画的にヤリたい事は全部やった筈です、どうせDVDになる頃にはアッチもコッチも手直しするんでしょうが・・・・
ストーリーは、まぁ、後に続く物語が先に出来上がっちゃってますから、アレだけの事を巧くまとめたと思います、入れなきゃならない情報が多すぎたので駆け足だったのは仕方の無い事です。人によっては緩慢に見えるシークエンスもあったかも知れませんが、全ては必然的です、正直足りないです、まだ・・・・
そりゃモチロン、ジョージがイチバン判ってる事だとは思いますが・・・
当然といえば当然なんですが・・・
一見アクションなりファンサービスなり起伏の激しいシーンの連続ですが、全てがEPIV,V,VIへの説明に終始しています・・・・・
ストーリーとかじゃないんです・・・・・・・
だから?単品の「映画」として評価すると・・・コレ映画じゃないんです!単品の映画としてはダメなんです・・・・
SWの内容を詳しく書き出したら止らないので路線を変えよう・・・
シリーズ化されてしまう映画・・・・・
ウレたから続編を創る・・・・ソレはソレとして商業的にはアリであろう、例え駄作であろうが・・・・・
SWが始めだろうか???
うぴーの映画人生ではSWのV,VIがそうだった・・・
判りやすく言おう?BTTF(バックTゥザフューチャー)のII,IIIがソレだ!
つづきなのだ・・・終わらないのだ・・・・
(LOTR(ロードオブザリング)は?と思う方も居るだろう、それは別解で・・・)
SW-IVは映画の体裁としてもストーリーも完結している。
だが、SW-Vはそのどちらも完結してはいない(モチロン反論は多いだろうが・・・
BTTF-2も同じ・・・・・
納得はしなくても言っている事は判るでしょ?
じゃぁLOTRは????
SW、BTTFとLOTRの違いは?
SW-IV,V,VIやBTTF-I II III とは決定的な違いがある。
LOTRは3本で完結する事を前提として3本撮られた映画である。
だから1ですら完結していない、映画論法で言っても123を別物として観ると1作分のなかでは起伏の差は少なく展開は速いものの1本だけでは評価出来るモノではなくなっている、アレは3本まとまって1本の作品であるから当然で、10時間半の長丁場を通しで観ればリッパに映画論法に当てはまりストーリーも完璧(と断言はしないけれども)な作品である、如何せん長いがそうでなければ出来上がらなかった作品である。
SW-V,VIとBTTF-II III は初回作がウレてしまったから作った作品だ・・・
えっ?SWって全9話の壮大なスペースオペラでしょ?と言う御仁はちょっとSWツウ?(ほんのちょっとね)
でもね、ハリウッド?だってボランティアじゃない、ハリウッドは商業都市である、ウレてナンボ!ウレるのがイイ作品なのだ!
SWだって当時の映画会社役員からは企画段階で総スカンを食らっている・・・・・続編ありきのスタートではないのだ
ルーカスは全9話の壮大なSW構想を思いついた・・・なんて言ってる(と言われている?)がオレは怪しいと思ってる・・・・
そりゃデカいあらすじくらいはあっただろうが、それが9話なのか10話なのか?3話なのか?????どのみち、そのあらすじの中の一番ウケのよさげな部分をEP-IVとして世に送り出した・・・・・
(う~~ん、IVって送り出したんだからやっぱ9話は決まりだったのかな?)
まぁ、9話だったとして、中の456話を3部作としてその第一部を作る・・・と言った手法は当時は絶対許されなかったであろうし、SW-IVは期待すらされていなかった・・・・・・
まぁ、いいとして・・・で、ウレる見込みが出来上がったから(大ヒットだもん)V、VIは連作?つづきで・・・みたいな・・・
そんな安直な考えではないだろうが、IV,V,VIで繋がっているように見えてIVとV,VIは切り離されている・・・かと言ってVとVIがセットであるかと言えばそうでもなく、ハンパに映画論法に当てはめようとか、起伏を創ろうとかしてるのでチグハグなのだ・・・・・いや、ジョージは当然その気で撮ってると思う、LOTRと違い作品毎の年月が空いている(ストーリー的にね)のでそれはそれでいいと思ったのかワザとそうしたのか?製作時に間が空いているし、監督も変わってる・・・
LOTRはイッキに撮ってる、監督も同じだ!根本的に違うのだ!
ではSW-I,II,IIIはどうだろう?
基本的に?よっぽどの事がない限り3作製作は決定事項である。
だったらLOTRの様につくったらどうだろうか???
否・・・・
今更言うまでもないがEP-I,II,IIIはIV,V,VIと相対した創りになっている・・・
I=IV、II=V、III=VI、のように・・・
だからEP-Iは一見完結してるようなストーリー運びで、II,IIIは続きだ、簡単に言うと・・・
I&IVは単品視聴可能(Iはキビシイが・・・)V&IIはエンディングが無い!「つづく・・・」で終わるタイプ、III&VIが謎解き&エンディング編・・と言った感じだ。
旧3部作と相対させる・・・手法はイケナイとは言わない、が、3作製作ありきなら何故LOTRの手法をとらなかったか?????
あくまでも個人的意見なので反論も多いだろうが、IとIIは要らんエピソードもありややモタつく、最後の謎解きを全部IIIに持って来てしまったのでIIIは駆け足だ・・・・
更にSWは先にIV,V,VIが在りきなのだ、ソコへの布石の用意・・・『ダースベイダーの誕生』と言う大きなテーマはIV,V,VIへの序章なのだ、先に作ってしまったモノへの辻褄合わせもしなくてはならない・・・・
自ら雁字搦めの状況での製作なのだ・・・・
「先に9話分の壮大な確固としたストーリー展開/構想があったのかは疑わしい」と言ったが、それはまぁ、当然だとは思う。
骨子は在っただろう、が、既にV,VIの時でさえ当初の構想通りに事が運んでいたとは考え難い(詳しくは書かないが)
グチャグチャになってしまった旧3部作へ繋がるように序章を構築し直さなくてはならない・・・・コレは並大抵の事ではない。
ちゃんとしたコーディネーターなり脚本家が居なければ無理な話だ。
一例・・・
人気が出ちゃったので再登場のボバ・フェット(V,VI)
更にI,IIで重要?になっちゃったジャンゴ・・・・
実際クローンのホストとなるキャラと言うのは必要です、が最初の構想(EP-Iの前じゃなくて一番最初ね)からジャンゴがソノ割り当てであり、EP-II にてV,VIのボバへ繋がる系図の描写なんてモノまであったなんてありえない!VIでボバ再登場でヤめておけばよかったものをジャンゴ-ボバなんて系図を作る為にストーリーに組み込む・・・
ストーリーの為にキャラを産み出すのではなく、キャラの為にストーリーを創る・・・・本末転倒である、アメコミの主人公キャラならそれは当然アリなのだが、SWはそうではないでしょう????
全体を通した時にボバ&ジャンゴはそんなに大事なキャラじゃないんですよ、モチロン結果的にはクローンのホストと言う重要ポストのキャラではありますが、ソレ意外になんの意味も無い・・・・・「Vで登場のボバって実はジャンゴのクローンなんだよ・・・・」ってサイドストーリーであったりマニアのウワサであったり、と言ったリーク、手法で盛り上げた方が断然キャラが生きてくる、本編で語る必要無し!他に語らなければならない事があるでしょうに!!!!!!
メイス・ウィンドゥ:サミュエル・L・ジャクソン
メイスはいい、キャラとして在るべき存在だ、それを演じたサミュエル・L・ジャクソンが問題!ストーリーと関係ないジャン・・・って・・・
そうでもない・・・ん?自信ないけど・・・
そもそもSWの大ファンで自ら出演させてくれ・・・と言った経緯が情報としてある、それもヨシとしよう、無償出演でエキストラだとか、脇役であるならばだ!
大御所の力が動いたのか?大御所に気を遣ったのか?メイスはSLJの為のキャラになってしまっている・・・これまた本末転倒だ!
然程メイスに登場場面を割かなくてもいいのにやたらと登場する、そもそもジェダイ然とした威厳が無い!!!演技力が無い訳ではない、SLJはスゴイ役者である・・がジェダイを演る役者ではない!(断言
しかも、彼のワガママでメイスのライトセイバーだけ「紫」なのだ!SWの映画的ルールとしてジェダイのライトセイバーは青系か緑系、シスのセイバーは赤系と決まっていたのに(ちなみに、旧3部作では帝国軍の発する光砲弾?は赤系反乱軍の発する砲弾は緑系である、大雑把にイイモンは緑(青)、ワルモンは赤!と決まっているのだ)
このルールがちゃんと生きているとすれば青と赤を混ぜた色のセイバーを持つメイスは評議会のナンバー2の様に見えるメイスは非常に怪しい人物だ!映画的展開としてはイイモンの上位者が実はワルモンである、と言う展開は充分に在り得る展開である!!!!でも、実際はそんな事は何も無い・・・・アナキンの神経を逆撫でするだけの存在である。
殺陣も下手だ、クワイ・ガンvsモール、オビvsアナキンの洗練された立ち回りと比べ、なんともダッサイ立ち回りだろう!ドゥークー伯爵は吹き替えです、メイスも吹き替えにした方がもっと洗練された殺陣になったんでしょうが、SLJがじぶんで演りたかったんでしょうね、そりゃもうファンだったら憧れますもん!ライトセイバーでの立ち回りなんて!!!!自分で演りたいですもん!!!
LOTRは膨大な原作の情報を極限まで削ぎ落として、それでも描ききれないので最初から3部作として製作した、SWは回を重ねるごとに不必要なシーン、プロットを取り入れるが為に肝心の事を削ぎ落とさねばならなくなった・・・・この違いだ!
それをEP-IIIで全て丸く収めようなんて言うのには無理がある、せめてV,VIの脱線をI,II,III3作で軌道修正と言う手ならまだよかったかも、だがI,II,IIIで輪をかけて不要プロットを盛り込んだ・・・・最悪である・・・最悪であるが逆によくココまでIIIだけでまとめたなと感心もする。
ある意味不評である新シリーズの中ではEP-IIIは突出してよく出来ている、なんてったってある意味SWの最終回である、凡作では困るのだ。
いつもながら批評ばかりに終始しているが「点数を付けろ」と言われれば100点である、内容がどうだろうがこうだろうがSWってだけで100点なのだ(爆
しかも、EP-I,IIと比べこのIIIはもう1回劇場へ行こうと思ってる。
昨今のオレの映画鑑賞ルーチンから言えば異例の出来事である。
「再度行こう」と思うだけでも異例なのに、多分、絶対もう1回は劇場に行く筈である!!!!!!
今回のEP-IIIは非常によく出来ている!(ココからは誉めよう)
ストーリー以前に自ら余計な足枷を嵌め製作しているにも関わらず、敢えてその辺に目をつぶれば、圧倒的に時間が足りないにも関わらず格段に人物描写が出来ているし(I,IIからの伏線も上手に生かしている、当然計算ずくの筈だが・・・)IVへの繋がりも一応・・・8割方ちゃんと説明出来てる、100%補完しろと言うのはドダイ無理な話で、コレはコレで合格点だと思う。
新シリーズからしか観てない(劇場で)人でSWのファンの人にはそれこそテンコモリのVFXに目を奪われるだろう!
ある意味新シリーズからのSWファンこそジョージが創りたかったSWを堪能していると言えると思う。IV,V,VIも特別編やデジタルリマスター版でしかSWを観る事が出来ないだろう(古いビデオはあるが・・・)
言っておくが・・・
うぴーにとって初回劇場公開版のEP-IV意外はオレの望んでいるSWではない!特別編、デジタルリマスター版なんてもっての他だ!でも、SWなのだ!
いつも通りカナリ偏った批評だが、嘘偽り無いうぴー的SW評である。
挙げてある事例も「オレはそう聞いた」の範疇を超えるものではないので真偽の程は判らないが敢えて調べるつもりも無い・・・・・・オレにはオレのSW感があるから・・・・・・・
アメリカの観客のように狂喜乱舞して騒ぐ事はしなかったし、中には泣いた人も居るとか・・・・
泣きこそしなかったがクライマックスに至ると感慨深いものはあった、丁度鑑賞した時はそれほど熱烈なファンと言う輩の存在を確認できなかったので各シーンでのざわめきも歓喜の奇声も場内には無かったし、エンドクレジットで席を立つ輩が殆んどだった・・・オレはエンドクレジットが終わるまで席に残り、場内に灯りが点った時に小さく拍手を送った・・・
フォースと共にあらんことを・・・
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