★★★★☆
時系列をバラバラにする手法はタランティーノとかが好んで使用しますが、巧く使えば“膝ポン”モノのいい演出効果が得られます。
この映画も時系列をイヂってあるのですが、バラバラではなく(約)10分毎に規則的に過去へ遡っていきます。途中主人公のナレーションパートも挟みますが、流れは現在から過去へ遡ります。
巧い演出です。主人公の置かれた状況(記憶が10分しか持たない)に観客は見事に同化されてしまいます!感情移入とかではなく、何がなんだかワカンナイ?状況にズッポシはまります!
しかも映画が進むにつれ(過去に遡る)観客には一つ一つ謎が解けていきますが新たな謎を突きつけられます!巧いです!見事です!オチが弱いですが演出でカバー?
この展開で流れのオチと展開のオチを収束させ尚且つオレを満足させるオチをつけるのは相当困難な作業だとは思うが(偉そうに)アチコチの評に散見されるように「もう一度見直したい」気にまではならなかったので4点、でもコレってうぴー的には高得点ですよ!でも2番煎じは無理だなぁ・・・
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