いやぁ、何処を見てもイイ評はありませんね・・・
でもジョディ・フォスターですし、フィンチャーですし・・・
でも、かなり小粒でしたです・・・(哀
作品自体にアレコレ言うつもりはありません、って言うか貶すトコも誉めるもトコもありません・・・??
設定もまるで生かしきれてないですし、逆ストックホルム症候群でしょうか??
最近流行でしょうかね?大ボケかます悪人と悪人よりも残忍な被害者と言う構図は・・・
加害者側に情状酌量の理由をつけるのは勝手ですが映画的に主役ではないので突っ込んで描ききる時間は無いですし、結局蛇足程度の説明しか出来ない・・・コレって原作があるのかな?原作があるとして原作では十分に描かれているんでしょうね、ソレが監督なり脚本家の胸を打ったんでしょうかね?????思い入れだけで入れられたんじゃ観客には伝わらないですよ(思い入れが無ければ!も然りだが・・・)
密室劇だし、引越直後の話しだし・・・セットにそれほどお金もかかっていない・・・(笑
話題になってるカメラワークは「オォッ!」って思ったけど別に必然的な使い方がされているわけではない・・・・・
只の未亡人、只の浮気ダンナ、只の馬鹿息子?、只々残忍(風)な男、実はいい人な悪人・・・・・スリルサスペンスなのに絶対的な恐怖が無い・・・・・・・
フォレスト・ウィティカーは好きな俳優の一人なんだが「鈍そうでイイ人、悪そうでイイ人、イイ人そのもの」な役が、キャラが定着しちゃってるからどうしたってワルモンなのにイイ人にしか見えない・・・し、最後は(結果的にヒドい事しちゃってるのに)逃げてしまえ!と応援までしたくなってくる!逆ストックホルム症候群の映画を見て観客はストックホルム症候群に陥る!・・・・おぉおぉおぉおぉ!書いていて気が付いたけどソコが狙いだったらコレはスゴイ映画だぞ!!!(激爆
この手の映画に限らず、最近のクライム?巻き込まれ型映画は兎に角被害者が強い!!!!!
ソレは悪いとは言わない・・・・が、いくら映画とは言えバカ過ぎ!映画的論法とは言え、そのご都合主義のラッキーと英知と火事場のバカ力の使い方が間違い過ぎてる・・・この手のハシリの頃はいくらバカ気ていてもそれはポジティブ思考とご都合主義が巧くまとまってストーリーが展開していたが、もうネタ切れ&観客の飽きも相まって一筋縄では誉めてもらえない・・・・
最近の手法では「機転を利かせたつもりの大作戦が返って自分の首を締める」と言った流れ・・・そして最終的には被害者の“力技”で悪人をブった切る!と言った所か?????
映画の趣向の一つである起死回生のギミックは一発芸以上のものではなくなっている、ホラーで言うと「わっ!」と脅かされるだけみたいな・・・
一発一発は後々の伏線になっていれば救いもあるが、策に溺れているのか?客をバカにしているのか??????
そんな作品が多すぎる。
最近“お気に”の俳優がチンケな映画に出ちゃったなぁ・・・と嘆く事が多いんだが、『チンケな映画しかない』と言うのが実情なのだろうか???
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