カンヌ映画祭でグランプリ!タランティーノ絶賛!大方の評はヨイ方向だが・・・・
韓国パワー炸裂?なのか?
まぁ、イキオイはある。無理に貶すつもりは無い、結構イイ出来である。
役者の演技が凄い、巧いとかではないんだが・・・主役のオ・デス役のチェ・ミンシクだっけ?(名前違うかも・・・ハハハ)は巧い、スゴイ!
中盤の暴力シーンに「ありえねぇ~」と言った評もあるが、映画だし、原作は漫画らしいし(未見)まっ、それを言っちゃァおしまいなんだが、うぴー的にはOKである。
最近はフィクションである映画にリアリティを求める傾向が強いが、よっぽど展開が破錠していなければそんなに目くじらを立てるようなことではないと思う。
ストーリー展開や演出上必要、妥当だと思われるオーバーアクションはむしろアリだと思うし、前述のリアリティを求める俄か映画評論家の評はエテして流れに関係の無い細かいディティールへの攻撃が多い気がする・・・
閑話休題・・・
大評判のこの映画、ある意味ミステリーの謎解きロードムービーのような展開、観ている間は謎が謎を呼び?いや、謎がドンドン畳み掛けられる!のでグイグイと引き込まれて行く。
その演出手腕は(オレの観た観光映画全般に言えるが)巧いとは思うが
旧い・・・・
でも、昨今の邦画の演出家(監督)に比べればイキオイがある分意外と虚脱感は無い(と、思う・・・)
惜しむらくは演出に加え脚本、ストーリー展開もベタであると言うこと・・・一昔前だったら大ドンデン返しの結末も読めてしまう部分がある、逆にベタ過ぎて読めない(まさか、それで〆るんじゃないだろ?みたいな)部分が返ってドンデンだったりもする、作品によってはそれがプラスであったり、マイナスであったり・・・・
正にこの映画、主人公を苦しめる「監禁された理由」と言う一番の謎の答えはオレにとっては「今更感:旧いシチュエーション」でビックリだった!昔読みふけった横溝正史シリーズを彷彿させる(爆
そして真の大ドンデンが待ち受ける「15年経って開放された理由」この答えは展開的には大ドンデンなんだがとっくに読めてしまっていたので少々興醒め・・・・だが、主役の演技が凄かった!ネタバレになるのであまり詳しく書かないが・・・●を持つ身のオレにはショッキングな結末(読めたんだけど)そのショック!を表現する演技についつい引き込まれてしまった・・・・
ヒロイン(って言うんだろうなぁ)のミド役の女の子がカワイイ!
カワイイの基準は人夫々だろうがうぴーは結構好きなタイプだ!オッパイはちと理想形とは違ったが・・・(爆
そう言えばどこかで誰かが評していた、「北野たけし」の映画に通じるものがある。って・・・・
確かにそうかもしれない、冷たい暴力描写と悲壮感?あまり無駄のない画作り、間の取り方も結構巧いと思う。
結末は原作とは違うらしいが原作を読んでいないのでちょっと気になる・・・
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