2011/05/06

僕の彼女はサイボーグ

★★★☆☆

綾瀬はるか って大根・・・うん、そりゃワカッテル(笑
小出恵介 てば、コレが真骨頂?いや、演技でそ???

一時期スゲェ観たくて期を逸していたので結構 期待して観た。

何か引っかかる・・・・
演者の演技にはハナっから期待してないのでそこはスルー。

巷のレビューを漁るとほぼ99%が[タイムパラドックス]に言及している・・・
そこなのか?

うん、確かにソコも引っ掛かったけど・・・・・
やっぱりソコかなぁ?
ヨクヨク考えてみた。

[タイムパラドックス]がオカシイ云々・・・
なんだけど、なんだけど、、、よ!
考えてみたら 全然【アリ】ではないかな?
大雑把に言うと【過去に行って母ちゃん殺したら自分が消滅するでそ!】みたいな理論がソレであるのだけれども、そもそもが立証された理論ではないし、、、っつぅかソレこそ映画文法上のデファクトスタンダードみたいなもんで、最近はソレも崩れて来ている。

この一見まっとうな理論に画期的な一つの解答を与えたのが あの【バック・トゥ・ザ・フューチャー】だった。
【過去を変えると未来が変わる】のではなく、【分岐したパラレルワールドへ飛ぶ】のだよ!と・・・・

最近では【ターミネーター】シリーズあたりが 未来が想定と違う、って設定になってる。

で、この作品(やっとだよ・・・・)
極々狭い範囲しか語られない為に 時間旅行のアラ探しがしやすいように見えてしまうが、どっこい、この監督さん 初っ端にちゃんと この世界(観)でのタイムトラベルのルールをシッカリ通説明しておられるのだよ!
ソコをちゃんと汲みとれれば[タイムパラドックス]的な破綻は実は無い(少し好意的に解釈しないといけない箇所もあるけど・・・)

結論的に(この映画の世界では)
「過去に行ったら(行った人、アンドロイド?)決して出発した時点へは戻れない」
って事です。

コレを理解すると 初っ端だけでなく そこかしこにソノ説明描写が繰り返されています、うん、ちゃんと作ってる!!!!

でもね、初見では気がつき難いんですよね、、、、演出が軽いし、そこがストーリーのキモでもないし・・・・・
だから[タイムパラドックス]論理でツッコミ食らっちゃうんだよね・・・・
ココがスッキリしなかった要因だろうか?

終盤の大地震の描写は結構スゴイ!
東日本大震災の後だけに余計に・・・・
ハリウッド的なビッグスケールな大破壊ではないのだが、だからこそ そのリアル(風)な描写やVFXは目を見張るものがある!

期待してたのとは違う方向でオモシロく鑑賞できました、邦画に★3つは高得点なんだけど、オススメ度的には、、、どうかなぁ・・・(汗;
「あんた バカぁ!!!」
「うん、僕 バカなんだ」
って観てる方も云えるのなら大丈夫(爆

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