原作は(間違って)売れたんだそうです。
書評の9割以上(ほぼ10割)がボロクソです(笑
そんな原作は未読での観賞。
プロットは面白そうです。
深く考えるとかなりチープな設定ですが、そこは映画の世界になんとか入り込みましょう、でないと見続けているのが辛くなります・・・(爆
“パラレルワールド”をキーにするのが悪いとは言いません、架空の設定ですから独自の連鎖関係を持ち込むのもヨシとしましょう。
でもね、他の映画レビューの殆どで言われている[逆もまた真なり]の解釈は掟破りもいいところ、アレを[真]にしちゃうともう何でもアリですから、しかもそれがクライマックスって・・・・・・
で“パラレル モノ”にはありがちなラスト・・・
“パラレル モノ”ではありがちなんだけど、この作品であぁゆぅオチは成り立たないんですよ、今までの描写が破綻してしまう。
奇抜なタイトルから想像できる範囲を超えず、展開は冴える部分もあるのに着地点(オチ)を見つけられなかった様な作品。
[柄本 明]の下手な使い方がこの作品のすべてを物語っている。
使い方が下手過ぎる・・・こんなイイ役者なのに、きっと彼は言われたとおりに演技したんだろう(その筈)で、その過程で“言われたとおりにだけしよう”と自分を押し殺して演技していたに違いない、きっと自分のフィルモグラフィーからは削除したい作品に違いない・・・・
主役の体当たり演技(走るだけだが)に免じて★は2つ、本当なら★1つのデキ。
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