死期が近づいていた“深作欣二”がどうしても撮りたかった《バトロワII》である!
コレも《バトロワのSS》に触発されて再見!
初見時はボロクソだったこの作品、再見してもイイトコ無し・・・・
予告編では【監督“深作欣二”】と文字が躍っているが『嘘』!
企画は通ったが時既に遅し・・・“深作欣二”が撮ったのは僅か数シーン(たった1シーンだとも聞く)、意思を受け継ぐカタチで息子の“深作健太”がメガホンを取る、脚本も大改定されたと聞く・・・・
“今度は戦争だ!”← キャッチコピー。。。。。
《エイリアン2》のパクリですか???
でも、このキャッチ在りきで作ったんではなかろうか?と思われる。
『映画の中に実世界の整合性までは求めないが、映画の中の世界の整合性は保て』と何度も偉そうに言っている。
コノ映画、多分『映画の中の整合性は保たれている』辛うじて・・・
でも、呆れるほどに幼稚、稚拙なベースなのだ、いくら映画とは言え、酷い程に幼稚である。
全編通してツッコミ所満載!もうのっけからツッコミ入れっぱなし!休む間も無い(ツッコミっぱなし・・・・)
「全ての大人に宣戦布告する!」とブチまける“テロリスト”は離れ小島に篭城!?
大人をナメてるね!
その“テロリスト”を半年も放置して、挙句の果てに“縛り”だらけの中学生を送り、それでもダメなら(当たり前だろ?)陸上部隊をワサワサと送り込む大人・・・
“テロリスト”をナメてるね!(まぁ、ナメられてもしょうがない“テロリスト”ですが・・・)
銃器アドバイザー・・・か(銃器)ミリタリーオタクは居るのかもしれないが軍事アドバイザーは居ない!(多分・・・)
七原(藤原竜也)の思想も稚拙(と言うより“無い”)。
前作でヒロインを演じた 前田亜季 の実の姉である 前田愛 が出ている(前回は教師キタノの娘役で声だけ出演)この子の扱いが“雑”
前作の《キタノの娘》ってぇ言うのは上手にイヂればいくらでも料理できるのに・・・そんな扱いをしている(回想でキタノ(ビートたけし)とのシーンもある)にもかかわらず生きていないし、参加経緯がもう・・・・それじゃぁ、この子の所為であのクラスが!?(プログラム参加申し込みって・・・)
前半、加藤夏希 をキーマンに据えた様な演出をしておきながら・・・無くてもいい様な“オチ”(オチにも見せ所にもなってねぇっつぅの)
批判のほうが多い 竹内力 のオーバーアクト演出(だろ?)はうぴー的には【アリ】と思う・・・・が、憎しみの理由描写をあれだけしてるのに“オチ”がアレでは興醒めだ、あの“オチ”をつけるのであればクラス拉致前の描写を入れておかなければいけないのだ、あの“オチ”がイケナイのではなく、あの“オチ”に持っていく演出(脚本)が出来ていないのだよ!
「《EMB》あと一回しか・・・」って?
何に使ってたの?あと一回は何に使うつもりだったの?
分かってこのギミック登場させたの?マトリックスのパクリ?
根本的に《バトルロワイアル》ではない(決定的なミスだ)
兎に角イイとこが皆無の作品、★1つでも勿体無いです。
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