2010/01/12

クライモリ

★★☆☆☆

ホラーです・・・・
今更ですか?

¥100レンタルセールの時に大量にレンタルしてくるDVDの半数以上はホラーだ・・・・
特別にホラーが大好き!って自分では思っていないが、まぁ、嫌いではないし、レンタルビデオを牽引したのはエロビデオとB級以下のホラーだと思っている、当然その時代にドップリ漬かっていたうぴーは今でもB級、C級いやZ級のホラーパッケージを見るとついつい手が出てしまう・・・・でも通常料金で借りる気はサラサラ無いのだが・・・・・

で、この作品、体裁的にはA級のつもり・・・らしい?
かのスタン・ウィンストンが製作で絡んでいる。スタン・ウィンストンと言えばターミネーターやエイリアン(2)、プレデター等々SF系のメイクアップアーチストの重鎮である。



後から見たのだが、メイキングではこのスタンを筆頭にスタッフの意気込みが並々ならないことがワカル・・・・このメイキング映像も所謂Webの番宣垂れ流しなのだが、Webでコレだけメイキング打ってるってぇのもA級志向である。

どこの評でも言われているが、要は「13金」の流れである。
で、近親交配によるハイパワー奇形異端児“3人”がアッパラパーな学生達を血祭りに挙げる!!!!ってぇのが《新しい》んだそうだ(製作者サイドの弁)
で、このハイパワー野郎達を「マウンテンマン」と名付けている、で、細かいディティールや人物背景等々をメイキングで語ってくれているのだが、本編では「そんなの関係ねぇ」なんだよねぇ・・・
意図的演出なんだろうが前半は顔出ないし(体は出てくるが)最後までこのマン達の目的がワカランままである・・・・・
奇形=知能が低い、と言う一昔前のステレオタイプな表現ではないが二昔前の奇形=怪物と言うスタンスである・・・(爆
車運転するし(ちゃんとカギは抜いて保管してる)罠まで仕掛けるし、決して知能は低くはない、でも、だったら何故?彼等は殺戮を繰り返すのか?????
ホラー映画にそんな意味は要らないのかもしれないが、根本的にこの映画は説明不足過ぎる・・・・・・
かと言って残酷描写のタマは少ない・・・・・・・

ナンカ・・・優等生的なホラー映画?なのである。
定石は踏んでるし、タマは少ないと言ったが残酷描写もドギツイのがある・・・・ホラーいや、スプラッタ映画然とはしているもののどこか“お澄まし”なのだ。
ホラー映画ってぇのは《危ねぇ》感が必要だと思う、雰囲気や製作側の意気込みに・・・・・・
この作品はその《危ねぇ感》が無い、真っ当なスプラッタ映画なのだ。

「つづくっ!」みたいな終わり方してるけど次あるのかな?と思っていたらアルらしい・・・・が次のヤツは思いっきりエログロらしい・・・・うんうん、路線としてはその方が真っ当であろう・・・・・

ホラー嫌いな人は薦めても観ないだろうし・・・ホラー好きには物足りない作品だと思う、目新しいものは無い・・・・

ギャァギャァ五月蝿くてエグい殺られ方するネェちゃんのノーブラB地区と、ヒロインのナイスバデーに免じて★2つ・・・・(やっぱソコかいっ!)

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