★★★★☆
コイツも「トランス・・」と同じく≪観たい物≫を観(魅)せてくれる作品!
「そんな無茶な!」とは決して言ってはいけないのである!だって「そんな無茶」を観たいのだから(笑
昨今の技術向上によりCGで“ナンデモ”表現できてしまう!使い方を間違えると興醒めになってしまうが、この作品は使い方が巧い!
作品の方向性も助けにはなっているだろうが今までに無い≪無茶≫は当然CGが活躍する!
でも、マクレーンならやちゃうだろうな・・のギリのセンを巧く突いているし、処理もうまいので肉弾アクションを酷く損なう事も無く仕上げている!
コレは監督の功績である!
このシリーズ、やはり1作目が傑作だとうぴーも思うのだが、2作目以降の“弱さ”の根源は「悪役」にある。
【狡猾な頭脳犯の不条理な目的に不条理な作戦】というのは終始一貫しているのだが、2作目以降の悪役の目的と手段のコスト&リスクヘッジバランスがだんだん酷くなるのだ!
最終的に「お金」と言う俗世的な目的なのは許容範囲(っつぅか他に無ぇだろ?2作目だけはチト違うがね)入手する金額がデカくなる程、犯罪規模/手段規模がデカるなるのはワカルのだが、既に目的ブツの価値基準が常人の理解範疇を超えてしまっているので逆にスケール感が掴めない、そのくせヤル事が派手なので「そうまでして・・・」の感じが強くなってしまう・・・・
まぁ、それだけマクレーンにキツいのだし、ソレを観に行くのだけれども・・・・・
前述の通り、このシリーズに整合性なんて求めてはいけないんだし、ソレ程ソコを突き詰めた演出ではない、監督さんも観客が観たい物のツボを心得ている!コレはコレでいいのであるし、ダイ・ハードの王道である。
観たい物を観れたので★4つ!何も考えずに「スゲェ!」と観れる作品は大好きである!
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