★★☆☆☆
「悪魔のイナバウワー」と騒がれCMの再放送が決まった・・・なんてノリもありました。
コレホラー映画ではなく法廷劇です。
“悪魔の存在を法廷で争う”なんて風な言い方もありましたが、要は【信仰心】が核になってます・・・・
演出上キャッチーな演出も入るので純粋に法廷劇としてみると《?》マークも付きますが、だからこそ?コレって【信仰心】をどう捉えるか?判断するか?ってぇのを少なからず訴えていると思います・・・・・・が、落とし穴が一つ・・・・
コレって実はを元にした話だそうです・・・・・
で、悪魔云々と言われても?です、でもね、悪魔が云々ではなく《信仰心》で、で、で、コレって対象が【キリスト教】なんです。
単純に妄信がどうのこうのって言ってるのではないと思いますが、あくまでもキリスト教を信じるか信じないか?なんです。コレがうぴーにとって一番気になった点。キリスト教社会の欧米ではどうなのか判りませんが、実際無宗教/多宗教の日本人であるうぴーにはピンと来ません。
最終的に神父さんは有罪になりますが裁判終了時で刑量が終了と言う“事実上勝訴”の判決になります、中立を保った演出なんでしょうが?うぴーには“信仰”って大事!キリスト教って偉大だ!みたいな受取り方が出来てしまいます、が、もしこれがキリスト教でなく数多の“新興宗教”だったらどうなのか?と言う疑問が出てきます、勿論、本当に同じ様なケースで対象宗教がキリスト教でない事件?が起きたら・・・こんな結果にはならなかったと思われます・・・
“信仰”と言う事で括れば新興宗教だってソコに救いを求めている人が信者なのだし妄信者と言えばキリスト教も同じだと思うんですよね・・・
全ての宗教の全ての信者が妄信的でその宗教/教祖/経典を否定するのでは全然無いです。只、キリスト教だから、新興宗教だからと分けるのではなくどの宗教でも同じことが起こる可能性がある訳で、そぉゆぅ観点から見ると信者でないうぴーから見てもキリスト教とそうでない宗教では周りの捉え方に差が出るのではないか・・・・と・・・・・
実話がベースですが、その事件当時の時代背景もあるのでしょう。でも同じことが現代にあったら、また結果は違ったのではないかな???と思う・・・・・
なぁんて、チトそれっぽく語ってしまううぴーでした。
実話がベースですし(しかも裁判だ)事実関係/状況証拠的なものにそれ程トリッキーな演出が施せないので、事実未確認の部分が映像的にキャッチーな演出になります。ストーリー自体に娯楽性があるわけでなく、求めるのでもないので“面白い”作品ではないです。
★の評価は難しい・・・決して「悪い」作品ではないので他の作品の★2つとは趣が異なります・・・
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