★★★☆☆
この子供向け作品に★3つである!うぴーの評価基準でいくと高得点である!
何をどう考えても子供向けの映画である、正月休みに《厄介払い?!》でチンと映画館で観てきた。
ちなみにチンは映画館デビューである!!!
「幸せは一番身近なトコロにある」と言うお話をベタベタな展開/お約束で予定調和的に描くのだが、コレが大人の鑑賞に堪える創りになっているのには驚いた!
子供向けである(筈だよ、きっと)のに上映時間も90分(正確には89分)もある!妥当といえば妥当だが子供向け映画は大概70分台である(と、うぴーは認識しているだけなので定かではない)
一番感心したのはCGの使い方である。
昨今の映像モノには欠かせないCG、アニメもフルCGとかもあるが、セル調アニメであってもその出番が多くなっている、が、その使い方はまだまだうぴーの御眼鏡に適うモノが少ない・・・
“如何にも”な部分CGを「描いてみました」みたいな表現でしか登用できていない作品が多い!
この「たまごっち~」も“如何にも”なCGと言えばそれまでなんだが、ストーリー展開と相まって「描いてみました」的な感じを受けない!
それどころか「おぉ、こんな所までCG使ってる!」とか、「やっぱ、ソコはCGでなきゃ」ってトコではビシっと押さえてある!
巧いのだ、とても計算された使い方をしているのだ、邦画界はもとより、ノーテンキなハリウッドの一部の人間にも見習って欲しいものだ。
ストーリーは使い古されたベタな骨子であるにも拘らず、子供向け!?とは思えない主人公の苦悩なんかも描かれていたりする、多分ウチのチンには到底理解できない展開だったりもするのだが、その辺に比重を置き過ぎず、又、取って付けただけではなくちゃんとストーリーの伏線になっていたり、重要な出来事だったりする、でも、理解できない子供を置いてけぼりにする事もなく・・・・
兎に角《巧い》
あの“ピクサー”の物語の作り方に匹敵する!と言ってもオレはいいと思う!!
ピクサー作品だって物語の骨子はベタなモノだ。
でも、コチラは完全に子供向け(だよね、多分・・・)削ぎ落とすものは落としてシンプルにした分、判り易いが大人には物足りない・・・のだろうか?
何か今ひとつ・・・・・・
それはやはりキャラクターなのかな?とも思う・・・・
その、キャラクターが冠に付いてる映画だから仕方の無い事だけれども、これ子供向けキャラでなくちゃんと創ったらイイ映画になるんじゃないかな?
でも、このキャラ冠だから、このベタなストーリーで行けた!ってぇのもあるかもしれない・・・・
でもね、でもね、・・・・
実はこの映画でうぴーはまたも《泣いた》のですよ!
前記事の【劇場版 MAJOR (メジャー) 友情の一球 (ウィニングショット) 】では泣こうと思ってたのに泣けませんでしたが、不覚にも【たまごっち】で泣いてしまいました!
以前も【プリキュア】で涙しているうぴーであります。
侮れませんよ!子供向け映画!
態々映画館へ行くほどではないかもしれませんが、小さなお子様が居るウチだったらDVDでもいいから観てもいいかもです。(現在公開中なのでいつ発売なんだろうか?)
そぉ言えばこの作品は第2弾モノです、第1弾の映画のDVD捜してみるかなぁ~
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