暇潰しに手っ取り早いのがディザスター・ムービーだ(こんな言い方だったと思うけど・・・要はパニック映画です)
パニック映画としてはほぼ定石通りの展開(笑
画的にも演出的にも、今見ても(そこそこ旧い映画です)ハラハラドキドキしますし、嫁さんなんかは大満足な映画です。
で、オレはやっぱ難癖付ける訳さ(笑
噴火後の町長一家+ばあさんのくだり・・・
ダレます、スリリングな展開ではありますが、定石通りのばあさんの自己犠牲と、その死・・・お涙頂戴のシーンですがダレちゃってるので・・・(汗
情勢通りなので本/演出と共にアリな展開なんですが、ソコに行き着くまでの伏線(なり演出)が足りないのです。
主人公@男、主人公@女、主人公@女の子供2人、ばあさん・・・子供を殺す訳に行かないですし(笑)主人公も殺せないですし(まだ中盤なので)ここでのお涙頂戴の為の犠牲者は必然的にばぁさんです(爆
ですが、このばぁさん、中盤のお涙頂戴の重責を担っているにも関わらずソコに辿り着くまで何も人物描写がなされていません!そりゃ人物像を描写するシーンはありますが紹介程度、そのまま中盤の重責を負うにはチト弱い・・・・
前半の火山研究チームの一員で探査ロボットのオペレーターがチョロチョロっと描かれる、彼自体の人物描写は後半への伏線には何もなっていない、ココでの伏線はロボットから外された発信機である。発信機の伏線としては申し分無いが火口探査時の彼のエピソードは物語の緩急としてはありだが実際要らない・・・中盤の山場をばぁさんに据えるのであれば彼に割いた時間をばぁさんに充てるべきだった、とオレは思う。
自己犠牲で一旦小山を作っておいて(小山だったからいけないんだな、結果的に)生殺しに引き回しておいて、時間を浪費し、思いついたかのように結局殺してしまう(映画的にネ、誰かに殺されるとかじゃないですよ)大して人物描写されて無い人で小山を作って、そのまま引っ張って大山にバケさせる!予定だったんだろう・・・小山の部分で一気に大山にしておけばまだダレずに済んだであろうに・・・・・
まぁ、久し振りに見て素直にオモロかったですけど(爆
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